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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.17(07/03/31)

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.17(07/03/31)
 <国民不在の国民投票法(憲法改正手続法)>~ 弁護士 猿田佐世 ~
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★★★★★★★★
 ●地方10議会が、国民投票法反対の決議を採択!
 ●緊急・街頭アンケートを全国で行いませんか!ご協力を!
                           ★★★★★★★★★
●今、やること
(1)全国・街頭アンケートを行おう!詳細は下に↓
   ツールは全てありますよ!あとは街に出るだけ!
(2)プラス東京・大阪・新潟以外の人は、衆議院憲法調査特別委員会事務局に
連絡をして、「自分の地域でも公聴会を開け!」と求める。(電話:03-35
81-5563)http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_osirase.htm〒100-8960 東京都千代田区永田町1-7-1

●このメルマガが携帯から見られるようになりました!携帯から下記にアクセス
してください。携帯にこのメールを転送すると、ワンクリックで便利!
http://www.news-pj.net/kenpoushingi/i/

●情勢
与党の修正案が提出され、3月29日の憲特委で修正案についての審議が開始され
た。民主党も近く民主党の修正案を提出するとの報道。与党と民主党とでそれぞ
れが修正案を出したとしても、最低投票率について定めがなく、一部の国民だけ
で憲法が改正される点や、公務員や先生(教育者)が改憲・護憲について意見を
言うだけで処分される可能性がある点、考える時間をゆっくり与えない点(投票
まで最短60日)など、何にも改善されていない。両案とも「国民不在の国民投票」
のままである。新潟・大阪の公聴会でも慎重審議が公述人から強く求められたに
もかかわらず、法案は、政争の具として用いられ続け、12日に強行採決という危
険は全く変わらない。

●ではどうするか →■■■■街頭アンケート実施にご協力を!■■■■
新潟・大阪の公聴会と平行して両地で行われた街頭アンケートでは、審議が尽く
されていないとする人が、尽くされたとする人の11倍以上いたり、大多数の国
民が法案を知らないことなどが、はっきりと数字で現れた。
→ http://www.news-pj.net/kenpoushingi/index.html結果は、憲法調査特別委員の議員全員に渡し、また、いくつかのマスコミにも、
取り上げられた。新潟・大阪では集計数が317であったが、さらに増えればより
貴重な調査となり、国会・メディアにも取り上げられる。アンケート実施場面を
マスコミに報道してもらうこともできるし、街角宣伝にもできる。

ということで、全国で、街頭アンケートを行いたいと思います。既に何箇所から
も協力の声をいただいていますが、多ければ多いほど影響力が大きくなります。
多くの皆様にご協力をお願いします。

なお、4月5日が公聴会であるため、できれば4月4日の午後7時までに行っていただきたい
のですが、無理な方は、その後でも実施をお願いいたします!(あまりにも期間
がない!と思われるかもしれませんが、なんとも、政治は動きが早すぎる!のです・・・)


●10の地方議会が国民投票法案に反対の決議を採択!!!
なんと、10の地方議会が、「国民の理解や指示が十分に得られていない今、改正
を前提にした「国民投票法」の制定は性急であり、今通常国会での審議について
反対する(北海道占冠村議会)」などとして、国民投票法に反対の決議を挙げた。
決議を挙げたのは次の10地方議会。後に続くよう働きかけを!
北海道音威子府村議会・北海道占冠村議会・岡山県久米南町議会・高知県土佐市議会
・高知県黒潮町議会・高知県大豊町議会・高知県南国市議会・高知県須崎市議会・
岡山県吉備中央町議会・高知県本山町議会
詳細は、↓
http://web.mac.com/volksabstimmung/iWeb/Welcome/E627A129-F133-48C1-A616-F100DA89AB59/2BFB1515-7E5D-4ACB-BE28-4911610F2B23.html

●公述人
4月5日の公述人の申し込みは約80人(正確な数字は週明けに)。週明けに採用
が決定されます。「応募しました」と多くの方からご報告いただきました。あり
がとうございました。もう少し数が延びるかと思ったのですが、まあ、国会で国
会議員を前に話するなんて恐ろしすぎますよね。休めない仕事もあるでしょうし。
議員には、そんな中勇気を持って発言しようとしている80人の声をしっかり聴い
ていただきたいと思います。「安倍は一国民としてこの法案の成立を支持してい
るに過ぎない」というのなら(3月29日委員会の葉梨自民党議員の発言)、安倍
さんと同じくらい私たちの意見も聴いてほしいものです。

●このメルマガの過去ログはこちら
→ http://www.news-pj.net/kenpoushingi/index.html→ http://kenpou.cocolog-nifty.com/angya/
→ http://www.nikkanberita.com/憲法改正国民投票法についての詳細は、上記HPのほかに、下記もどうぞ
→ http://web.mac.com/volksabstimmung/iWeb/Welcome/E627A129-F133-48C1-A616-F100DA89AB59/2BFB1515-7E5D-4ACB-BE28-4911610F2B23.html

(23:32)

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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.16(07/03/29)

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.16(07/03/29)
  <国民投票法(憲法改正手続法)>    ~ 弁護士 猿田佐世 ~ 
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★★★★★★★★
 ●4月5日公聴会には、あなたはもう応募しましたか?(30日正午締め)
 ●緊急街頭アンケートが3月28日新潟・大阪にて実施された!
  ・審議が尽くされていないとする人が、尽くされたとする人の11倍以上
  「審議が尽くされていない」「分からない」が合わせて、約95%
  ・周知期間一つとっても、法案の内容を理解しているのは、わずか7%。
   大多数の国民が、法案を知らない
  ・最低投票率の導入が強く求められた
  ・地方公聴会の存在すら知らない人が、9割以上
                           ★★★★★★★★★
●今、すぐに!やること(引き続き)
(1)東京・大阪・新潟以外の人
   下記に連絡をして、「自分の地域でも公聴会を開け!」と求める。
(2)東京及び東京近郊の人
   下記に、東京開催の4月5日の公聴会の公述人に応募する。
(3)新潟・大阪の方
   下記に「どうして公聴会が公募じゃないんだ!公募の公聴会をもう一度開け!」
   と求める。
(1~3全ての連絡先)
議院憲法調査特別委員会事務局(電話:03-3581-5563)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_osirase.htm
〒100-8960 東京都千代田区永田町1-7-1
衆議院憲法調査特別委員会及び憲法調査会事務局気付
日本国憲法に関する調査特別委員長 中山太郎殿

●緊急アンケート報告
3月28日、大阪と新潟で行われた憲法改正手続法案についての公聴会に平行して、
大阪(難波・京橋・梅田)と新潟(新潟駅)で街頭調査が実施された。主催は、
弁護士や学生他からなる「国民のための国民投票法を考える会」。(回答数317)
質問事項と集計結果については↓
http://www.news-pj.net/kenpoushingi/index.html

■街頭調査では、同法案についての審議が尽くされていないとする人(回答中55%・176人)が、尽くされたとする人(回答中5%・16人)の11倍以上いることがわかった。国民投票法を必要と考える層からも「議論が尽くされていない」という答えが目立った。また、そもそも法案について知らない人が多いことからも、「分からない」との回答数も多く(回答数111人)、「審議が尽くされていない」「分からない」が合わせて約95%という極めて高い数字が出た。4月半ばにも衆議院で採決と報道される同法案であるが、慎重審議が強く望まれている。
■また、国民の声を広く聴くとして行われている地方公聴会にもかかわらず、現に地方公聴会の行われている地において、公聴会の存在すら知らない人が、9割以上であった。1日で大阪と新潟2カ所(各わずか2時間)回り、形を取り繕うためだけの、国民不在の公聴会の開催は許されない。国民のための憲法改正手続であるためには、さらに公聴会を開催し、国民の声を広く聞く必要がある。

■周知期間一つとっても、法案の内容を理解しているのは、わずか7%にすぎない。ほとんどの国民が、法案の内容を知らない。また、周知期間は最短60日とされていると正答を答えた人であっても、口々に「短すぎる」と述べていた。周知期間の最短期間を、60日ではなく、少なくとも1年とするなど延長すべきである。
■「総有権者の過半数」で憲法改正と、考えている人が多いことも分かった。街頭調査では、「憲法では「総有権者の過半数」とされているのでは」「総有権者の過半数とすべき」と言う人が多かった。憲法改正が認められる場合を「総有権者の過半数」とするか、せめて、総有権者の3分の2以上等の最低投票率の定めを設ける必要がある。

■憲法という国で一番重要な規範の一部であるこの手続法について、大多数の人が法案を知らず、審議が尽くされていないと考えていることが分かった。
調査を担当した田場暁生弁護士(新潟)は、「これほど議論が尽くされていないとの回答が多いとは思わなかった。アンケートをとる際、改憲の是非についても回答者と議論になったが、改憲派も護憲派も議論が尽くされていないと回答していた。このような状態で法案を通すのは、改憲論議自体の正当性を失わせることになるといわざるを得ない」と述べた。

■お礼
・・・主催の代表世話人に、私の名前を載せさせて頂きましたが、実際に、大阪
と新潟でアンケートを実施して下さった方が一番大変であったに違いありません。
ご協力下さった方、本当にありがとうございました。政治の動きは速すぎて、私
たち市民にはなかなかついて行けませんが、頑張ってこれからも声を届けるべく
動き続けていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
なお、アンケート結果は、衆議院憲法特委調査特別委員会のメンバー全員と、各
マスコミに送付しました。議員には平行して本日14時20分からの国会審議で
も使って頂きたいとのお願いもしておきました。
全結果・アンケート内容については、以下をご覧下さい。
→ http://www.news-pj.net/kenpoushingi/index.html
便宜上、私の頁に掲載いたしましたが、これは、私のアンケートではなく皆様の
アンケートなので、他のHPに載せたり、各自、自由にお使い下さい。本当にあ
りがとうございました。
(2006年3月29日12:46)

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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.15(07/03/27)

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.15(07/03/27)
  <国民投票法(憲法改正手続法)>    ~ 弁護士 猿田佐世 ~ 
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★★★★★★★★
  ●与党が、修正の法案を提出…いよいよ強行採決狙いである。
    ・最低投票率なし!
    ・公務員と先生は表現の自由を行使したら行政処罰!
    ・CM広告は投票14日前まではやりたい放題!
  ●あなたは、4月5日の公聴会にもう応募しました?
  ●29日の憲法特委員会の傍聴を!
                           ★★★★★★★★★
●今、すぐに!やること
(1)東京・大阪・新潟以外の人
   下記に連絡をして、「自分の地域でも公聴会を開け!」と求める。
(2)東京及び東京近郊の人
   下記に、東京開催の4月5日の公聴会の公述人に応募する。
(3)新潟・大阪の方
   下記に「どうして公聴会が公募じゃないんだ!公募の公聴会をもう一度開け!」
   と求める。
(1~3全ての連絡先)
議院憲法調査特別委員会事務局(電話:03-3581-5563)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_osirase.htm
〒100-8960 東京都千代田区永田町1-7-1
衆議院憲法調査特別委員会及び憲法調査会事務局気付
日本国憲法に関する調査特別委員長 中山太郎殿

●与党の修正案が出された
国民の声を聞く気のない法案であることに変わりない。
公務員と教職員が憲法について意見表明したら行政処分されてしまうし、国民が
ごく一部だけ賛成しただけで憲法が変えられる(最低投票率の規定なし)。国民
投票の広報を担当する広報協議会は国会の議席数に応じて委員が選任されるし
(つまり、改憲派で9割を占める)、「改憲しようぜ!」というCM広告は投票14
日前まで垂れ流し。憲法審査会が設置されて、憲法のどこを変えたら良いかな?
と一年中検討し続けるという点も変わらない。
この法案は「愚民投票法」とか、「護憲処罰法・改憲促進法」とか呼ばれている
が、その通りであるし、みんな知らぬ間に改憲しちゃえ、という、国民の声を聞
く気など全くないのもそのままである。なんとしても、この法案の可決を止めな
ければ。

●公聴会の出席者は下記。政党推薦者のみで、2時間。
(新潟)
新潟大学大学院実務法学研究所助教授 田村 秀さん (与党推薦)
新潟県弁護士会会長         馬場 泰さん (民主党推薦)
新潟大学名誉教授          藤尾 彰さん (共産党推薦)
新潟国際大学情報文化学部教授    越智敏夫さん (社民党推薦)
(大阪)
国民投票・住民投票情報室事務局長  今井 一さん (与党推薦!!!!)
新時代政策研究会会長        中野寛成さん (民主党推薦)
関西大学法学部教授         吉田栄司さん (共産党推薦)
弁護士               中北龍太郎さん(社民党推薦)

●今後の審議日程
3月28日(水)新潟公聴会 朝9時40分~午前11時40分
       大阪公聴会 午後4時~午後6時
3月29日(木)14:20~ 東京にて憲法特委・・・傍聴希望者は↓に方法あり
4月 5日(木) 東京での公聴会
4月 8日(日) 地方選挙(前半)
4月12日(木) 憲法特委、法案強行採決(予定)★
4月13日(金) 衆院本会議、法案強行採決(予定)★
4月22日(日) 地方選挙(後半)

●3月29日の憲法特委を傍聴しよう!
再び、希望の方に辻元清美衆議院議員の事務所のお手伝いで傍聴いただけること
になりました。(事務所の方、ありがとうございます)
1 事前申込
傍聴希望の方は、当日(22日)の朝8時までに、名前、職業、年令、住所、電話
番号を明記の上、「3月29日の憲法特委特別調査委員会傍聴希望」として、辻本
清美議員の議員会館の事務所宛てに、ファックスしてください
(FAX 03-3508-3855)。
2 当日
委員会は 3月29日(木)14:20~17:05
参加される方は、14時までに国会議事堂・衆議院議員面会所に集合してください。
途中退席はかまいませんが、再度入ることはできません。
(21:30)


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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.14(07/03/26)

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.14(07/03/26)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~
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★★★★★★★★
大変!公述人の申込が片手に入るくらいの数(5人以下)しか応募がない!
 明日(27日)、14時過ぎから憲法特委の理事懇あり
    そのときまでに、応募を!
                           ★★★★★★★★★
●今、すぐに!やること
議院憲法調査特別委員会事務局(電話:03-3581-5563)に、4月5
日の公聴会の公述人に応募すること。↓
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_osirase.htm

明日、23日の本会議後に、憲法特委の理事懇談会が開かれ今後の審議方針が決
定される。ここで、公述人の応募が多ければ、公聴会をもう少し開こうかなんて
話にもなる。しかし、今のところ、応募がごくごくわずか。(最終締切は30日
正午なので、みな出遅れているのか?)

そこのあなた!直ちに公述人応募をして下さいませんか。もし、永田町に直接運
べる人は、明日の午前中(理事懇談会の前)に衆議院憲法特委調査特別委員会事
務局まで持参で届けて下さい!!!遅い方はファックス番号を聞いて、まずファッ
クスをする!

(公聴会についての詳細は今までの号を見て下さい。)
応募用紙としては参考までに今までに応募した方のものを貼り付けます。(申込
段階はこんなにしっかり書けなくていいと思いますが。応募要項は上記HPにあ
ります)

私も、さっそく書き始めます。皆様、あなたの応募が、法案を廃案に追い込むか
も知れませんのでお願い致します!
(18:14)

===============

2007年3月25日
〒100-8960東京都千代田区永田町1-7-1
衆議院憲法調査特別委員会及び憲法調査会事務局気付
日本国憲法に関する調査特別委員長
中 山 太 郎 殿

 〒113-0033 東京都文京区○○○○丁目○○番○○号
   氏名 澤  藤 統 一 郎
      さわふじ とういちろう
  年齢  63歳
  職業 弁護士
  電話 03-○○○○-××××

2007(平成19)年4月5日(木)午前9時開催の日本国憲法に関する調査
特別委員会公聴会の公述人公募に応募いたします。

なお、「日本国憲法の改正手続に関する法律案(第164回国会、保岡興治君外
5名提出)及び日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議
手続及び国民投票に関する法律案(第164回国会、枝野幸男君外3名提出)」
についての、私の賛否ならびに、意見を述べようとする理由及び具体的事項並び
に問題に対する賛否は下記のとおりです。
        記
1 意見を述べようとする理由
(1) 私は、弁護士となって36年、多くの訴訟を通じて、日本に住む人々の人権
や、平和・民主主義が日本国憲法によって支えられていることを実感してまいり
ました。今必要なことは、この憲法を「改正」することではなく、この憲法の理
念を国民の血肉とすること、そして政治や外交や暮らしに生かすことだと確信し
ています。いささかでも、人権・平和・民主主義を後退させる方向での憲法「改
正」には、到底賛意を表することができません。
「日本国憲法の改正手続に関する法律案」、「日本国憲法の改正及び国政におけ
る重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案」のいずれも、
憲法改正を実現するための手続きを整備する法案であり、憲法「改正」実現への
一里塚としての役割を果たすものと考えざるを得ません。
まずは、憲法「改正」に強く反対する立場から意見を述べたいと思います。
(2) また、法案の内容についても問題ありと考えています。
私は、公職選挙法違反刑事事件の弁護を担当する中で、「べからず選挙」の実態
を嘆かずにはおられません。国民の選挙運動をがんじがらめに規制する日本の選
挙法は、主権者の地位を貶めているものと考えてまいりました。
仮に、憲法改正の発議が行われた場合、憲法改正国民投票運動においては、主権
者が公職選挙法の選挙運動規制のごとき発想に基づく規制を受けてはならないと
考えます。
主権者が主権者としての権能を十全に開花し、徹底した政治的言論の自由を保障
されなければなりません。そのような言論の場における情報と意見交換が収斂し
て結論に至るその過程がまさしく主権者の憲法制定行為にほかなりません。
国民誰もが、そしてこの憲法の効力が及ぶ国土に生活するすべての人が、十分な
期間、十分な情報に接し、拘束のない自由な言論活動によって憲法的な国民世論
形成に参画できなければなりません。
その基本的な立場から見て、まだまだ不必要な国民投票運動規制があることにつ
いて、意見を述べたいと思います。
2 述べようとする具体的事項
(1) 日本国憲法は極めて普遍性の高い内容をもち、それゆえに硬性憲法として自
らを規定しています。
憲法改正手続きのための法整備は、憲法改正を望む政治勢力にとっては、もっと
も都合のよい任意のタイミングにおいて、改憲手続きを開始することができるこ
とを意味します。
それゆえ、日本国憲法の改正手続に関する法律を制定することは憲法改正手続き
を促進するものであって、日本国憲法改正の必要性があるとは思えない今、敢え
て改憲手続きを整備する必要はないものと考えます。
(2) また、日本国憲法が硬性憲法である所以は、手続き的に高いハードルを設け
ているだけではなく、内容的にも憲法改正の限界があることは当然と考えます。
憲法改正の手続きを定める法律には、このことを銘記するべきだと考えます。
(3) 国民投票運動規制に関しては、まず全面自由を基本として、最小限の合理的
な必要な規制に限るべきだと考えます。
合理性ある規制としては、財力の格差が著しい不合理をもたらすものが考えられます。
一方、それ以外の、外国人、公務員、教員に対する運動規制や、運動期間が短期
に過ぎることなどは、見直さなければならないと考えます。
(4) もっとも大切な憲法についての改正手続きを定めようという法案です。
国民に周知徹底し、もっともっと広範な人々の意見に耳を傾けるべきが当然です。
避けるべきは拙速であって、国の未来を危うくするような性急な議論はすべきで
はなく、結論を急ぐ必要はまったくないと声を大にして言わざるを得ません。
3 問題に対する賛否
私は、「日本国憲法の改正手続に関する法律案(第164回国会、保岡興治君外
5名提出)」及び、「日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件
の発議手続及び国民投票に関する法律案(第164回国会、枝野幸男君外3名提
出)」のいずれについても、反対です。

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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.13(07/03/23)

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.13(07/03/23)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~
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★★★★★★★★
 ●28日公聴会(大阪・新潟)は公募しない!公聴会なら、公募しなさいよ!!
 ●1日で2カ所各2時間なんて、見せかけやってないで、
               もっとあちこちで堂々と開きなさいよ!!
 ●5日東京の公聴会の公募締め切りは、3月30日正午まで。急いで申込を!!
                           ★★★★★★★★★
●今、やること
(1)衆議院憲法調査会事務局(電話:03-3581-5563)に、地方公聴会を
もっとやれ!と苦情を寄せること
(2)5日の東京公聴会に、みんなであふれさせるほど応募すること↓
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_osirase.htm

●公聴会の化けの皮はまだまだ厚い!
昨日の速報で、私は「みんな公募しましょう。」と書いたところが、なんと、地
方公聴会は公募をしないとのこと(野党議員も公募だと言っていたのに広報が出
ないから、今、電話で確認した。誰が決めたんだそんなこと。)。
公募もせずこの強引な日程を組むのは、「とにかく公聴会やった」ということ
を、形式だけ作るため。

28日 新潟 朝9時40分~午前11時40分(2時間だけ)
   大阪 午後4時~午後6時(2時間だけ)
唯一の地方公聴会のこの日は、朝一番で、国会議員約10人して東京から新幹線
に乗り込み、新潟で公聴会をやって、その後に、みんなで飛行機で大阪に飛んで、
そして、東京に戻って来るという一周コース。しかも話する人は、政党推薦者だ
けなんだよ。
別の日にやれない理由は、日にちを別に取ると4月12日の強行採決に間に合わ
ないから。各2時間しかやれない理由は、1日で納まらないから。ああ、くだら
ない。タウンミーティングもひどいけど、こっちもそれを上回るくだらなさ。

★みなさま「うちの地域でも公聴会をやって下さい!」と、全国から声を上げて
ください。そのことで、公聴会が数日でも増えれば、参議院時間切れで廃案の可
能性があります。衆議院憲法調査会事務局(電話:03-3581-5563)

●東京公聴会に応募しよう
5日の東京公聴会では公述人を公募している。むちゃむちゃ小さい応募要項が、
HPに掲載された。探しまくって見つからず電話をしたら、かなり分かりにくい
ところにこっそりと知らせがあった。↓
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_osirase.htm

100人でも200人でも応募してください。

→ 応募したいけど、ちょっと不安があるから復習したい、勉強したい!という
方は、私が日曜に話をする勉強会に来て下さるのもよろしいかと思います。
日弁連の意見書などもご覧下さい。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/kokumin_touhyouhou.html

●私のお話しさせていただく日曜の勉強会
日時:3月25日(日)午後6時半―8時半
会場:練馬勤労福祉会館(大泉学園駅南口3分)
資料代:300円
講師:猿田佐世(私)
<主催>練馬・文化の会
連絡先:田場03(3991)9165
協賛:練馬9条の会、大泉9条の会など12団体

●今日の東京新聞朝刊「こちら特報部」に、私のコメント入り記事が掲載されま
した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20070323/mng_____tokuho__000.shtml

●今後のアクション:日々更新中(カッコ内は、主催)
・3月26日18時~ ヒューマンチェーンで国会を囲みましょう!
       第2議員会館前(STOP改憲手続法・国会へ行こうアクション)
・3月28日16時~17時30分 院内集会
       第1議員会館第4会議室 (憲法行脚の会)
・3月29日・4月5日 いずれも12時15分から 衆議院議員面会所(5・3実行委)
   両日とも憲特委が開かれる日。傍聴してそのまま議員報告を聞きましょう。
・4月11日18時30~ 霞ヶ関弁護士会館クレオ 高橋哲哉講演
    19時~ 同所から パレード(デモ)(憲法と人権の日弁連をめざす会)
・4月12日18時30~ 日比谷野外音楽堂 集会後国会デモ (5・3実行委)
 12日は強行採決が予定されている日です!!!

●最後に、22日の公聴会
昨日の公聴会の全体については、ゆっくり後で書くとするが、一番ひどかった点
は、愛知和男自民党議員が、公述人全員に意見を聞いておきながら、「法案を作
ることに反対のあなたには意見は聞きません」と言って、高田健さんの発言を封
じ込めたこと。公聴会をやってるくせに反対派の意見を聞かない?ふざけるにも
程がある。

まあ、良かったことと言えば、自民党推薦の公述人も含め、今国会での成立を求
めた人は1人もいなかったことである。公明党(与党)推薦の江橋崇公述人まで
もが、今国会で成立させる必要はない、としたし、他の公述人も強く半狂乱状態
で急いでいる与党の姿勢を留める発言をした。(15:24)


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憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.12(07/03/22)

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.12(07/03/22)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~
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★★★★★★★★
  ●みんなで公聴会に、応募しよう!
  ●28日、大阪と新潟で、5日東京で、公聴会開催。
                           ★★★★★★★★★
●速報
本日22日朝9時から中央(東京)での公聴会が開催されている。本日はその公聴
会の前に、憲法調査特別委が開催され、国民の声を聞くようにとの野党の声によ
り、短いながらに下記の公聴会の開催が追加で決定された。

たくさんの方に公述人への応募をお願いしたい。締め切りは、あっという間!
また、自分のいる地域での公聴会がない!という方は、「うちでもやってくれ」
という声をガンガンあげてください。

28日 新潟 朝9時40分~午前11時40分
   大阪 午後4時~午後6時
5日 東京・・・時間については後でお知らせします。

応募方法等は、追ってお送りします。
(12:36)

 猿田佐世

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憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.11(07/03/21)

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.11(07/03/21)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~
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★★特集:『公聴会』と称する物の化けの皮をはぐ★★★★★★
  ●公聴会はタウンミーティング並み(以上?!)にひどい!
   憲法改正に、国民の声を聞く気なんかないでしょ、安倍さん!
  ●3月22日、公聴会を傍聴しよう!
  ●現時点では4月12日委員会で強行採決予定
                           ★★★★★★★★★
●3月22日は公聴会。傍聴席を埋めましょう。
午前9時~12時と午後2時~5時。午前午後いずれかでも両方でも、いずれかのう
ちの途中退席もOK。当日の朝8時までに申込FAXを。末尾↓の詳細をご覧ください。

●今後の審議日程(予定というか予想というか、確定というか?!)
3月22日(木) 東京での公聴会
3月28日(水) 地方二箇所での同日・公聴会(未定)
4月 5日(木) 東京での公聴会(未定)
4月 8日(日) 地方選挙(前半)
4月12日(木) 憲法特委、法案強行採決(予定)★
4月13日(金) 衆院本会議、法案強行採決(予定)★
4月22日(日) 地方選挙(後半)
(28日と5日の公聴会は、22日の憲法特委の決定次第。私たちが声を上げないと
開かれないおそれも!)

公明党が、4月8日地方選後の採決を求めているため、その次の木曜(憲法特委の
定例は木曜)である4月12日に強行採決の可能性が高まっている。仮に、あと数
週でも衆議院が延びれば参議院で時間切れとなるため、今国会で通らない。あと
少し、延ばしたい。十分な議論のため、さらなる公聴会の開催を求めよう。

公明党は「党としては全く急がないが、自民党との関係のために5月3日までの採
決も執行部承認済み」とのこと。ああ、ここまで・・・。平和の党、公明党の本
来の姿を応援する方法は、ないものか。おーい、元の姿で頑張れー!

●特集:「公聴会」と称する物の化けの皮をはぐ
15日の強行採決で決定された公聴会は、官報とHPで、意見を言う公述人が募集
された。募集期間は15日(木)~19日(月)正午までのわずか4日。そのう
ち、二日は土日。平日は金曜と月曜午前しかない。意見を言いたい人は、それま
でに「意見を述べようとする理由及び具体的事項、問題に対する賛否を文書で申
出」なくちゃならない。↓
http://kanpou.npb.go.jp/20070315/20070315t00005/20070315t000050001f.html

しかも、あなたの手帳を見て欲しい。「1週間後に突然3月22日の仕事を1日休む!」
なんてことができる人は、そういない。私も何人かに当たったが、当然だが、み
んな出られない。

新聞で「ちょっと出てみようかな」なんて思った人は、たいてい仕事で出られな
い。迷いながら申込方法調べたときには、募集は終了。はたまた、国会に出す
「文書」なんて「どうしよう、どうやって書いたらいいんだろう」である。
普段は国会傍聴には来れない社会人や学生の方が「出てみたいな。ちょっと自分
なりに勉強してから。」・・・なんて、不可能なのである。
先週、ある公明党議員から「最近はこういう問題だと、過激なくらい保守的か、
極端に反対ばかりする人か、と両極端で困る」と言われた。が、こんな募集の仕
方では、普通に日常生活を送っている国民が思い立って応募なんてできっこない。

そしてそしてそして。
そんな難関をかいくぐって13人応募したのに!!!
なんと、22日の公聴会では政党推薦者だけしか採用されなかった!!!
応募した人は全員不採用!!!
・・・どういうこっちゃ・・・・・・・。

もう、私には、国会というところが、全く、本当に、理解出来ない。
だったら何で公聴会をやるのか、だったらどうして募集したのか、強行採決までし
た公聴会で何がやりたいのか。

「憲法改正については、国民の声を聞く気はありません」
と、そろそろ堂々と表明したらどうですか?安倍さん。

この公聴会の開催が、そして、前回の強行採決が、今後の憲法そのものの審議が
どうなるのかを端的に示している。

●今、私たちがやること
今は13人の方に発言機会が与えられるように、そして、さらに幅広く意見を聞く
べく公聴会の回を重ねるように働きかけを行わなければなりません。東京以外にお住まいの方
も、是非、自分の県でも公聴会をやってください!と、意見を述べてください。

議員やマスコミの連絡先一覧の書いてあるホームページを見付けました。↓
抗議をガンガンして下さい。(メールよりファックスが伝わりますよ。)
http://www.kyodo-center.jp/douhoumail/douhou.htm

●3月22日の公聴会を傍聴しませんか!
希望の方に辻元清美衆議院議員の事務所のお手伝いで傍聴いただけることになり
ました。(ありがとうございます)

1 事前申込
傍聴希望の方は、当日(22日)の朝8時までに、名前、住所、電話番号を明記の
上、「3月22日の公聴会傍聴希望」として、辻元清美議員の議員会館の事務所宛
てに、ファックスしてください(FAX 03-3508-3855)。
午前の傍聴が希望なのか、午後か、それとも一日かも明記してください。

2 当日
公聴会は 3月22日 9時~12時 2時~5時 (12時~2時は休憩)です。
午前に参加される方は、8時40分までに
午後に参加される方は、13時40分までに
国会議事堂・衆議院議員面会所に集合してください。
途中退席はかまいませんが、再度入ることはできません。

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憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.10(07/03/20)

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.10(07/03/20)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~
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★★★★★★★★★★
公聴会(3/22)の公述人決定 今のところ政党推薦のみ!
    一般公募の声を聞かないってどういうこと?!
      もっと公聴会を開催させ、みんなで公述人に応募しよう!
                           ★★★★★★★★★
●速報
15日に強行採決で決定された公聴会が、22日9時~17時(12~14時休
憩・東京・国会内)開催される。意見聴取が決定された公述人は、下記の6人。
  中央選挙管理会委員長   浅野大三郎 さん(私の調査不足で推薦党不明)
  東京慈恵会医科大学教授  小澤 隆一 さん(共産党推薦)
  法政大学法学部教授    江橋  崇 さん(公明党!!!推薦)
  政策研究大学院大学助教授 本田 雅俊 さん(私の調査不足で推薦党不明)
  前衆議院議員・JPU総研特別研究員 山花 郁夫 さん(民主党推薦)
  国際経済研究所代表    高田  健 さん(社民党推薦)

全て、政党推薦のみ。13人の公募があったのに全て不採用。国民の声を聞かな
いなんて、どういうこと?!

●もっと公聴会を!
公募の方々の声を聞くべきと、現在、野党が圧力をかけており、28日に地方で
同時に二カ所、5日に東京で再度一回、公聴会をやるかも。応募した13人のお
かげです。応募に平日二日間しかなかった(15日に決まって土日挟んだ19日
正午に締切!!)のに、応募した13人の方、本当にすばらしい!

さらなる公聴会の開催の有無は、22日の公聴会直前、8時50分から開かれる
憲法特委で決定されます。もし地方公聴会が開催されることになれば、再度、公
述人の応募がなされますので、その際には、みなさま、ぜひ、
 ★公述人にドシドシ応募してください★
公述人の応募が続き、公聴会をたくさん開催しなければならないようにしたい。
実際に、私の実感として、私たちから国会に声を運ばないと、国会の中から外の
声を聞こうとはしてくれないので、公述人に応募することは大変に意味のあるこ
とです。

22日の10時頃には、衆議院・憲法調査特別委員会のホームページに募集のお
知らせがでますので、チェックして応募を!

なお、地方2カ所での開催が同日開催というのは、別の日にすると強行採決の日
程が後ろにずれてしまうから。衆議院は通過できても、参議院での今国会通過が
できなくなるからです。この点で、公聴会の一日でも多くのさらなる開催が、今
国会通過阻止にも繋がります。

22日の公聴会傍聴希望の方への情報は次号に(20:00)。


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3月15日、憲法調査特別委員会、委員長職権で開催公聴会強硬採決しました。

200703151219000
3月15日、憲法調査特別委員会、委員長職権で開催公聴会強硬採決しました。
本日の衆議院議員面会所での集会の様子です。場所がとても狭いのですが、その場所に所狭しと180人の人が集まって、強行採決に抗議の声を上げました。

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委員会中継

http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=34171&media_type=wb&lang=j&spkid=11589&time=01:20:56.3

不具合の場合は
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
からご覧下さい。

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■憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.9(07/03/15)

(以下、ぜひ転送お願いします)
■憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.9(07/03/15)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■
★★★★★★★★★★
 3月15日10時50分
   与党強行採決。中央での、1回だけの、公聴会開催を決定!!!
                         ★★★★★★★★★
●速報
民主党の着席ない中、自民、公明のみで、一回だけの公聴会開催を、強行採決。
公聴会の回数を2回にしろとの要望すら飲まず、怒声の飛ぶ中、強行採決した。
与党は、本気で、3月中に通すつもりである。

おって詳細は流します。(11:00)

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■憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.8(07/03/14)

(以下、ぜひ転送お願いします)
■憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.8(07/03/14)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■
★危険度最大級★★★★★★★★★★
 ●●15日午前9時に国会へ駆けつけて下さい!!!●●

 3月15日午前9時半から、憲法特委が職権で開催へ!
   公聴会開催を強行採決し、
    22日に3時間だけの東京で1回だけの公聴会を開催
             3月末にも法案の強行採決の公算再び大
                         ★★★★★★★★★
●明日、午前9時に国会に来てください!!!
衆議院議員面会室で、午前9時に傍聴券を配布します。強行採決がされそうになっ
ている委員会会場に、みなで直接思いを運びましょう。残念ながらいつも傍聴席
はすいているのです。国民に興味がなければ、強行採決は避けられません。
9時30分からから3分だけで委員会は終わる予定です(公聴会の強行採決をす
るためだけの委員会だから)。延びても、自由に退席できます。
ですから、みなさま、3分だけ傍聴に来てください!

●速報
安倍首相の「5月3日までの法案成立にこだわらない」との発言で「少し延びた
か」と思っている場合ではない。14日午後、憲法特委の理事懇が開催された。
その中で委員会開催が決定できなかったにもかかわらず、与党は再び委員長職権
で、15日午前9時半から憲法特委を開催し、公聴会開催を強行採決する予定を
組んだ。22日に公聴会を東京で3時間だけ開催、29日に委員会強行採決・3
0日本会議強行採決の可能性が再び高まってきた。

この1週間、公明党の柔軟な姿勢を強く期待してきたが、今日の理事懇では、民
主党が応じないのにもかかわらず、再び職権で(話し合いではなく、与党が強引
に)明日の委員会の開催を決定したことから、与党はよほどの強硬姿勢にある。

先週8日は、委員長職権で委員会が開かれようとしたが、公明党が強行採決を嫌
い、また、民主党が対決姿勢を見せて、自民党が強硬姿勢を貫けず、委員会は結
局休会となった。しかし、同じことを2週連続で行うために、自民党が職権発動
を繰り返すはずはない。明日は本当に強行採決が実行されてしまいそうです。み
なさん、国会に来て下さい!!!!


●「声を上げよう!」お知らせ。「国民投票法反対!院内集会」開催。
3月20日(火)衆議院第2議員会館第4会議室 16時~18時
3月28日(水)衆議院第1議員会館第4会議室 16時~18時
本日の集会においで頂いた方、ありがとうございました。次々に繰り出していき
ましょう。
もう、結構、ほんとにギリギリの所まで来ています。

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速報、憲法調査特別委員会開催

明日、午前9時半から
委員長職権での開催が決まりました。

公聴会開催阻止にすべてがかかっています。

            事務局

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■憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.7(07/03/13)

(以下、ぜひ転送お願いします)
■憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報No.7(07/03/13)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■

★★★★★★★★★
 明日、3月14日16時から、憲法特委・理事懇の招集
  公明党に「選挙に配慮した慎重審議の姿勢」を強く求める運動を!
                         ★★★★★★★★★
●「声を上げよう!」お知らせ
明日(14日)、理事懇と同じ時間に「国民投票法反対!院内集会」開催。
鈴木宗男議員、森達也さん、吉田司さん、佐高信さん出席決定。ご参加ください。
3月14日(水)衆議院第2議員会館第1会議室 16時~18時
(第2回 3月20日(火)衆議院第2議員会館第4会議室 16時~18時)
(第3回 3月28日(水)衆議院第1議員会館第4会議室 16時~18時)

●速報
明日(14日)4時から憲法特委の理事懇が設定された。民主が協議に応じれば、
今後の審議日程が決定され、衆議院採決が4月冒頭ということもあり得る。また、
公明党が地方選挙(4月8日)に配慮をし、強行採決を避けているが、
その姿勢が崩れれば、やはり4月冒頭強行採決もあり得る。
安倍首相から「5月3日までの成立にこだわらない」との発言がなされたが、理
事懇は招集され、成立に向けての手はずは着々と取られている。一刻の猶予も許
されない。

今、一番のキーを握っているのは公明党。公明党はそもそも平和の党であり、強
行採決などしたら、地方選にどんな影響を与えるか。
みなさま、ぜひ、この1週間は公明党中心に訴えかけをお願いします。衆議院議
員はもちろん、7月改選の参議院議員に訴えかけるのも良いですね。

また、民主党は、「法案の対象を『国政の重要問題』も含むとする点まで含め、
民主党案を全て与党が飲まない限り、成立は許さない」という姿勢を保っている
(本日夕方時点)。民主党の軸が再びぶれないように、民主党にも声援を送りた
い。自民党の憲法改正を実現する道筋に、野党第一党が協力してどうする!

さて、世論調査で、国民投票法の成立を期待する方が多かったとの結果が出たよ
うですが、その賛成派は、この法律の詳細を知らないで投票したのであろうと、
勝手に、しかし、自信をもって推測いたします。

(おまけ)毎日メルマガを書いていて、審議日程や政治家の発言等、昨日書いた
ことと全く違うことを書かなければならなかったりして、私自身が、「昨日、あ
んなに力入れて書いたのは何だったのだろうか」と恥ずかしくなったりしていま
す。つまり・・・、重大な事項がいとも簡単にすごい速さで決まっていく点にも
驚くし、昨日まで言っていたことと全く違うことを、何食わぬ顔で言ってのけて
しまう一部の議員にも、本当に驚かされます。(23:58)


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■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.6(07/03/12)

(以下、転送可です)

■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.6(07/03/12)

                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■

★★★★★★★★★

 地方選への影響を恐れ、強行採決が4月以降にずれ込むか

   → 反対運動のチャンス! ★こんなことやろうよ・反対運動特集号★

                         ★★★★★★★★★

強行採決を見送った8日が過ぎ、22日に公聴会、30日には本会議採決といわ

れてきた国民投票法であったが、地方選挙(第一弾4月8日)を踏まえて、公明

党が慎重になった。報道によれば、4月8日前の与党のみの強行採決は避けるよ

う自民党に求めたとのことである。確かに3月8日の委員会でも、自民党が着席

する中で、公明党は着席していなかった。そもそもの理念からすれば公明党も自

民党案の改憲には大反対のはず。このまま、党のそもそもの理念を全うすべく、

存在意義を示し続けて欲しい。

しかし「少し延びるかも」とホッとしている場合ではありません。既定路線から

2週間ずれただけです。この間に、国会議員に反対の声を伝えましょう。

●●国会へGO!「国民投票法反対・院内集会・連続開催!!!」

第1回 3月14日(水)衆議院第2議員会館第1会議室

第2回 3月20日(火)衆議院第2議員会館第4会議室

第3回 3月28日(水)衆議院第1議員会館第4会議室

いずれも16時開始~18時終了予定

*地下鉄・国会議事堂前駅か永田町駅が最寄り

参加費 無料(入場者数に限度あり。会館入り口にて入館許可証を配布)

私が事務局長をしている「憲法行脚の会」で、院内集会を企画しました。「行脚

の会」なんて知らない、という方も、おいで頂いたことのある方も、法案に反対

の方はどなたでもおいで下さい。手っ取り早く「行脚の会」で呼びかけることに

なったのですが、反対の声を上げる一機会として、多くの皆様・団体の方においで

頂いて、大きな声を伝える機会にしたいと思っています。

当日は、佐高信(評論家)ら行脚の会の呼びかけ人を初め、党を問わず法案成立

に反対している国会議員や、各界の方に出席をお願いしています。

問い合わせは ペンの事務所気付「憲法行脚の会」まで。

TEL 03-5804-3210  e-mail   kenpou.a@nifty.com

●●ファックスでも反対の声を届けてください!

安倍晋三 首相    FAX:03-3508-3602 

公明党 太田昭宏代表 FAX:03-3592-1019

ファックスは、議員に直接届きますから有効です。メールだと簡単に送れる分、

送られてくる方も簡単に無視できるようです。お手間ですが、ファックスをお送

り下さい。

●●ヒューマンチェーンにご参加を

3月12日には、18:30~衆院第二議員会館前をセンターにした「STOP!

改憲手続き法 国会へ行こうアクション」もあります。

鳴り物を持って、国会に押しかけましょう。

●●他

東京の宣伝ばかりですみません。東京以外の方でも、地元出身議員へのファック

ス・面会などを通じて、反対意見を届けてください。また、メディアへのファッ

クスや投書もお願いします。

とにかく、動くしかない。

私たちの憲法は、私たちで守るべし。

頑張りましょう。(04:44)

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■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.5(07/03/08)

(以下、転送可です)
■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.5(07/03/08)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■

■■■■■■■■■■■■■■■■
 3月8日午後は憲法調査特別委員会は開かれず
   さらなる対決姿勢で委員会開催阻止に向けて民主党がんばれ!!
              ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(速報)
3月8日午前に一度閉会となり、午後2時からの再会が危ぶまれた憲法調査特別
委員会は、本日(3月8日)は再開されないことと決定。
すなわち、本日は、公聴会の開催も決定されなかった。

もっとも、予断は許されない。
今後の流れは、再度、同委員会の理事懇の招集がなされるか否かによる。

与党に真っ向から立ち向かおうとしている民主党への盛大な支援と、与党のみの
強行採決を許させない世論の喚起が急がれます。
また、公明党の議員のみなさまに、現時点でも「慎重審議を求める」と述べてい
る公明党のそのトーンを、もっともっともっともっと大きな声にするように呼び
かけて下さい。(14:33)

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■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.4(07/03/08)

(以下、転送可です)
■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.4(07/03/08)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
 3月8日午後2時以降に、公聴会開催の強行採決は持ち越しか。
               憲特委員会、午前11時前に、一時休会。
                  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

(傍聴記)
8日午前9時30分、委員長職権で強行に開催が決定された憲法調査特別委員会
の会場は、自民党から普段は全然出席しない議員も含めほぼ全員の委員が顔を並
べる。野党は民主党も含め、議場には入らず。

話し合いもしないで、強行採決に踏み切ることでの批判を恐れてか、自民党が午
前は強行採決せず、理事懇が開かれ、午前11時少し前に休会。午後2時過ぎに
再会の可能性有り。

強行採決の日には、(委員会のメンバーなのに)普段全然顔も見ない議員がたく
さん招集される。自民党の席だけが埋まる議場では、開会と強行採決の瞬間を待
つ議員たちが談笑し、笑い声も時々上がっていた。
乱闘騒ぎが予想され(というか、予定されというか)、委員以外の多くの議員も
与野党ともに議場の周りで待機している。(11:28)


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■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.3(07/03/06)

(以下、転送可です)

■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.3(07/03/06)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
  民・共・社が反対したにもかかわらず、
   3月15日の3時間だけの(!)公聴会を開催するために
      委員長職権で(!)、3月8日に憲法調査特別委開催
                   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

今日は、安倍首相が、三権分立を無視してでも、「5月3日までに、国民投票法
成立!!」という意思がさらに明白になった日であった。

3月7日午後、憲特委の理事懇が開催され、与党から15日の公聴会開催の提案
あり(すなわち、国会内での議論は終了させたいとの提案)。
予算審議の強引さ等で既に怒っている民主党が、この憲法特委での与党の強硬さに強く反発。
「内閣(安倍晋三首相)が国会に介入するような審議には納得がいかない」と、
民・共・社ともに退席。つまり理事懇で審議日程は決まらず、明日の委員会は開
かれないことになる予定であった。

にもかかわらず、なんと、与党は、委員長職権で、委員会開催決定。
与党が3月15日の3時間だけの公聴会を開催するため(その後22日に委員会採決)、
3月8日(木)午前9時30分から委員会を開催することに決定。

そんなこと、いままでの国会の憲法問題に関する議論で、職権で強行に開催を決
定したことなどなかった。
「憲法と刺し違えてでも、憲法を改正する」という安倍政権の色がありあり。

あまりの与党の強引さに、衆議院の民主党内も、与党に慎重審議を求める姿勢が
出てきた。頑張れ、民主党。民主党にエールを送り続けなければ。

「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の高田さんから、声を上げる機会を頂きまし
た。参加できる方は是非是非ご参加を


(以下転載)

■衆議院議員会館集会(5・3憲法集会実行委員会主催)にぜひ、結集を!■

高田健@許すな!憲法改悪・市民連絡会です。
長文、重複送信をお許しください。転送を歓迎します。
朝日など、各紙は与党が8日に憲法特を強行し、15日公聴会、22日衆院憲法特採決、
23日本会議採決という日程を報道しています。
安倍内閣はいよいよその地金を剥き出しにして、強行採決に踏み切ろうとしています。
明日、8日の衆院議面集会(5・3憲法集会実行委員会主催)にぜひ、結集を! 
12:15~衆院議員面会所(地下鉄国会議事堂前駅下車3分)。
そして、今後のたたかいの方向を共有したいと思います。
12日は18:30~衆院第二議員会館前をセンターにした
「STOP!改憲手続き法 国会へ行こうアクション」があります。ヒューマン・チェーンです
(呼びかけ人も募集中です。詳しくは市民連絡会のサイトをご覧下さい)。
一人でも多くの皆さんの参加を呼びかけます。

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 3月7日憲法調査特別委・理事懇が召集され、15日にも公聴会開催か?

(以下、転送可です)

■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.2(07/03/06)
                     ~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■

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 3月7日憲法調査特別委・理事懇が召集され、15日にも公聴会開催か?
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予算が衆議院で終了し、3月6日には、自民党から7日に憲法特別委の理事懇を
開催したいと召集がかかった。理事懇が開催されるということの意味は、採決ま
でも含む今後の審議予定が決定されるということ。
前回の理事懇(2月21日)で、自民党からの公聴会開催の提案を持ち帰った民
主党が、7日の理事懇開催に応じなければ採決は先になるが、理事懇が開催され
るとなると、翌8日に特別委が開催され、15日には公聴会開催・公聴会終了、
早ければ22日には採決という早急な展開もありうる(委員会開催は木曜)。
【以上要旨】

あと、数日、長くて数週間の勝負。

前回の理事会(2月21日)では、自民党が公聴会の開催を提案、民主が持ち帰っ
た。国会素人の私は「公聴会」といったら、国民の声を広く、あちこちで聞いて
くれるから、公聴会をやるなら3ヶ月くらい採決は延びるのかなーなんて、のん
びりしたことを思っていたが、どっこい、公聴会というものは、やる気になった
ら開催を決定してから1週間で終了できちゃうものらしい。しかも、参加・傍聴
できるのは、国会議席数にあわせて各党に割り当てられたチケットをもらった人
だけ。そうすると、与党からチケットをもらった人が3分の2以上参加する公聴
会・・・。

国民投票法案では、憲法改正の発議から国民投票までの期間が「60日から18
0日」となっていて、それに対し私は、「短すぎて、改正賛成・反対のイベント
なんて出来やしない」「イベントやったことない人が法案書いてるんじゃないの?」
とか、ぶうぶう言ってきた(今でも言っている)。でも、お上というのは、1、
2週間で公聴会を数回やってしまって、そして終了。それをもって、「国民
の声を聞いた」ことにしてしまうのだから、空恐ろしい。
   おーい、国民って誰だー?!   意見聞く気あるのかー?!


いよいよ、国会が、動き始めてしまったので、速報を連続して書くことになって
しまいそうです。みなさまも、各地で動きを作ってください!みなさまの選挙区
の、心ある民主党や公明党(!)の議員を励ましに行ってください。

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